2009年9月12日土曜日

沈まぬ太陽

久々に本の話題。
色々と読んでいますが、話題にしていませんでした。
本のことも徐々に書いていきます。

少し前に読みました。

言うまでもなく、山崎豊子の作品。
ドラマ化されている作品も多く、白い巨塔などドラマはハマリました。
一度、本を読んでみようと前から思っていましたが、
先にドラマを見てしまうとそのイメージが残っているので、
ドラマを見ていないものにしました。

来月にも映画化されるようですが、本を読むまで知りませんでした。

日航機事故を取り扱った作品ですが、
当時私は小さく大きなニュースだったことは知っていますが、
その中身までは全く知りませんでした。

丹念な取材を重ねられた作品であることは間違いありません。
視点が偏っている、フィクションの部分とノンフィクションの部分が
入り混じっており、読者に誤解を与えるなど、様々な賛否はあるようですが、
それほどの話題になる素晴らしい作品であることは間違いありません。

この本を読んで、日航機事故に関心を持ち、被害者の会の
本も買って読みました。

現在、JALの経営が非常に苦しい場面に立たされていますが、
この本で描かれている企業体質も関係している気がします。

2 件のコメント:

ビズデザイン・木村 さんのコメント...

ビズデザイン木村です。5~6年前に読みました。その後、墜落地である群馬県上野村との縁が深まり、ますます関心が高まりました。墜落事故のとき、ちょうど長野県の御嶽山の八合目で働いていました。ニュースで観て驚きました。ここからいくつかの頂を経た向こうの山に飛行機が落ちた!というニュースはショッキングでしたが、リアリティがありませんでした。横山秀夫のクライマーズ・ハイも逸品でした。ちなみに、未だに東野圭吾、続けています。

K さんのコメント...

クライマーズ・ハイは映画を見ました。先日テレビで放送されている分を。
子どもができてからこういう作品を見ると随分感情移入の仕方が変わったのがわかります。