2009年9月24日木曜日

いかに老いるか・・・

シルバーウィークには敬老の日が入っていたんですね。
9月15日というのが定着していて違和感を感じますが。


私には3人の祖母がいます。

詳しくは、その内ひとりは祖父の妹の大叔母ですが。
母方の祖母は既に死去しており、父方の2人が健在です。

私の父は長男なので、小さい頃から祖父と2人の祖母と一緒に
8人家族で、暮らしていました。
私が三男で、親が兄に手が掛かっていたので、
私の子守はもっぱら2人の祖母でした。

大叔母は、生まれつき小児麻痺の障害があり、
祖母は、随分と痴呆症が進んできました。

家で看れなくもないですが、長年同居してきた母が2人の介護に
悲鳴を上げ、現在はふたりとも施設に入っています。

子どもに手がかかり、面会に行こうと思いながら
なかなか会いに行けていませんでした。
敬老の日というわけではないですが、SWでやっとゆっくりとした
時間が取れたので、面会に行ってきました。

久々に会った大叔母は随分やつれていました。
小児麻痺という障害があり、ちゃんと学校にも
通わせてもらえなかったそうです。

ですので、彼女は極度の人見知りで、
新しい場所には馴染みにくい性格です。
白内障で、目も随分見えにくく、耳も遠くなっていることも
輪をかけています。

私が訪問した時もただベットに横になっているだけでした。
彼女は、頭はしっかりとしており、痴呆症ではありませんので、
話相手もいず、余計に辛い毎日を送っているのではと
想像します。
彼女の幸せって何だろうなと考えました。

私と妻、子ども2人で訪れたことに
彼女はただただ喜んでくれましたが。

高齢者社会のなかで、医療、年金、福祉などと言われますが、
社会の制度面だけでなく、ひとりの人生としていかに老いるのか
ということにもっとフォーカスを当てるべきではないかと
改めて考えさせられました。

やはり大家族のはいいものです。
大人になっても色んなこと教えてもらえます。

なるべく時間を取って、会いに行きたいと思っています。

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