2009年11月17日火曜日

こだまに乗った。

仕事で静岡の焼津に行くことになり、久々にこだまに乗った。

意外や意外。なんと超満員。
よく見ると時間にゆとりのあるシニア層が多い。
団体旅行などで割引率が高いのか、添乗員もよく見かける。

途中、静岡で線路に侵入事件があり、列車が止まってしまい、
危うく遅刻するところだった。

帰りの静岡~新横浜も満員。
ビジネスマンが多い。
静岡はこだま天国で、こだま乗車駅が5つもあるのには驚いた。
調べてみると広島県、山口県もこだまの停車駅が5つある。

普段は通過駅でなかなか降りることがないので、気付かない。
こうやって見過ごしていることも多いんだろうなぁと思っていると、
15歳の時に大阪柏原~三重鵜殿村まで170kmの徒歩旅行を
した時のことを思い出した。

鵜殿村には当時祖父が住んでおり、いつもはもちろん車で行っていた。
奈良の吉野の山の中を通っていく道を使う。
だが何となく、歩いてみたいなと思い、3泊4日の徒歩旅行をすることに。

車の窓からはきれいな山の風景も歩いてみると道路脇の溝にある
空き缶やゴミがやたらと目についた。
15歳の僕にとっては大きな発見だった。

これを書いていて、登山家の野口健さんがエベレストの清掃活動を
しているのを思い出した。
エベレストをゴミの山にしてはならないと。

ゆっくり歩いてみる。
立ち止まってみる。
人間にはこういったことが時には重要なんだと思う。


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